ひとこと |
これまでの保健師経験から、事業を進めるためには明確な根拠を示すことが重要であると感じ、教育・研究に携わるようになりました。
研究では、主に医療・介護レセプトデータ、健診データの分析をしています。人々がどのように行動すればより良い生活を送ることができるか、研究を通して考えていければと思っています。
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講師 |
岩木 三保 |
Miho Iwaki |
メール |
Iwaki.miho.306(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
在宅ケアシステムに関する研究
難病患者・介護者の療養支援に関する研究
訪問看護師の難病ケアコンピテンシーに関する研究 など
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ひとこと |
臨床看護の後、長く難病対策事業に携わりました。この経験から、特に医療依存度の高い神経難病を対象に、在宅介護者のポジティブな側面に着目する研究を行いました。現在は、訪問看護師の難病ケアに関する研究に取り組んでいます。 多様化する在宅医療や訪問看護の現場から派生したリサーチ・クエスチョンを、共に培っていけることを願っています。 |
助教 |
酒井 久美子 |
Kumiko Sakai |
メール |
sakai.kumiko.528(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
高齢者の口腔ケアの効果と実装研究
周術期口腔ケア |
ひとこと |
病院での看護師経験を活かし、看護ケアの向上に寄与できるよう研究活動に取り組んでいます。 |
※メールアドレスの(AT)は@に変更してメールしてください。
公衆衛生看護・在宅看護・老年看護 大学院修了者の論文名
博士課程
2023年度
- Developing a scale for Japanese public health nurses supporting resident groups toward community-building
「住民グループが地域づくりに発展するための日本の保健師の支援尺度の開発」
2022年度
- Preventive role of community-level social capital in the need for long-term care and impairment in instrumental activities of daily living: A multilevel analysis
「要介護およびIADL障害におけるコミュニティレベルのソーシャルキャピタルの予防的役割:マルチレベル分析」
2020年度
- Development of Role Performance Scale for Middle-aged Generalist Nurses in Japan
「日本における中高年ジェネラリスト看護師の役割遂行尺度の開発」
2017年度
- Construction of a Positive Perception Model of Amyotrophic Lateral Sclerosis Caregivers
「筋萎縮性側索硬化症介護者の肯定的認知モデルの構築」
- Expression and Fluctuation in Fatigue Over Five Consecutive Night Shifts
「5日間連続夜勤における疲労の発現と変動」
2016年度
- Development of the Career Anchors Scale among Occupational Health Nurses in Japan
「産業看護職のキャリアアンカー尺度の開発」
2015年度
- A Partnership Development Process Assessment Scale for Public Health Nurses in Japan
「日本における保健師の地域組織とのパートナーシップ構築プロセス評価尺度の開発」
- Development of a nursing care problems coping scale for male caregivers for people with dementia living at home
「在宅で認知症者を介護する男性の介護問題対処尺度の開発」
- The Role of Home-Based Care Managers in Japan : A study using home-based care management work hours and subjective evaluations
「日本における在宅ケアマネジャーの役割認識 -クラスタ分析を用いた在宅ケアマネジメント業務の時間と主観的評価による検討-」
2014年度
- A practical care guide for public health nurses responding to Article 24 notifications
「24条通報対応における保健師のケア実践行動指標の開発」
修士課程
2023年度
- 認知症高齢者を在宅介護する高齢介護者の経験-長期在宅介護から施設入所に至るまで-
- 新任期の行政保健師によるデータヘルスの実践状況とその関連要因
2021年度
- COVID-19 感染拡大下における保健所保健師のメンタルヘルスと影響要因の検討
2020年度
- 自宅退院後の認知症患者との生活を継続している高齢介護者の介護の受け止め
2016年度
- 在宅認知症高齢者の男性介護者がうつ状態に至るプロセスの検討
2009年度
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)介護者の介護に対する肯定的認知に関連する要因の検討
母性看護・助産・小児看護に関する研究
教授 |
諸隈 誠一 |
Seiichi Morokuma |
メール |
morokuma.seiichi.845(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・母体の生活習慣が妊娠合併症、胎児および生後発達に及ぼす影響に関する研究
・妊娠から産後のケアに関する研究
・超音波断層法を用いた胎児の行動発達に関する研究 |
ひとこと |
産婦人科医として臨床経験を積み、疫学をはじめとした研究を行ってきました。妊婦さんや生まれてくる子供の健康に実際に貢献できる研究を一緒に行っていきましょう。 |
教授 |
疋田 直子 |
Naoko Hikita |
メール |
hikita.naoko.419(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・モンゴル国における妊婦の喫煙・受動喫煙に関する研究
・分娩第一期に助産師が行うケアの実態・効果に関する研究 |
ひとこと |
アフリカのマラウイ共和国で支援活動をしていた時の経験の反省から、研究の必要性を痛感し、研究の道に進みました。世界中の女性が健康に暮らせるお手伝いを、研究を通してできればいいなと思っております。 |
准教授 |
植木 慎悟 |
Shingo Ueki |
メール |
ueki.shingo.388(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・注射を受ける子どもの痛みを軽減する研究
・口唇口蓋裂児の哺乳技術の研究
・病気をもつ子どもの親の不安や不確かさの研究
・アロマセラピーに関する研究
・システマティックレビュー
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ひとこと |
研究テーマは多岐にわたっていますが、共通して考えているのはエビデンスといえる研究です。研究背景を系統的に検討し、研究方法の質を高めて研究テーマの真実を検証することに興味を持っています。また、この研究結果をどのように活用していくかを臨床とともに考えていくEBPサイクルを大切にしていきたいと思っています。臨床ファーストの研究課題を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 |
講師 |
末次 美子 |
Yoshiko Suetsugu |
メール |
suetsugu.yoshiko.742(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・周産期のメンタルヘルス
・母親のボンディングと乳幼児の情緒的発達の関係 |
ひとこと |
助産師として産科とNICUでの臨床経験の後、周産期のメンタルヘルスに関心を持ち、現在は臨床心理士の視点からも臨床研究に取り組んでいます。助産学・家族看護学・臨床心理学を学問的背景とした、赤ちゃんと家族の関係性支援についてご一緒できると幸いです。 |
講師 |
宮田 潤子 |
Junko Miyata |
メール |
miyata.junko.789(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・総排泄腔異常疾患をもつ患者とその家族のQOLに関する研究
・小児に対する漢方治療に関する研究
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ひとこと |
小児外科を専門としていますが、小児とその家族が抱える問題に広く目を向けて研究を進めることによって、問題の改善への糸口を見つけていきたいと考えています。先進的な医療が進むなか、見過ごされ、あるいは取り残されて苦しむ患者さんとご家族もたくさんいらっしゃいます。患者さんとご家族の声を聞きながら問題解決に向けた研究に取り組みたいと思います。 |
助教 |
佐藤 洋子 |
Yoko Sato |
メール |
satou.youko.350(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・妊娠糖尿病
・セルフケア/自己効力感
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ひとこと |
ハイリスク妊産婦が安心して周産期を過ごせるような助産支援を追及することを目標に、研究活動に取り組んでいます。また、開発途上国における母子保健活動にも参加させていただいており、母子の健康問題および助産ケアについて研究をすすめています。どうぞよろしくお願いいたします。 |
助教 |
松藤 尋幹 |
Hiromi Matsufuji |
メール |
matsufuji.hiromi.216 (AT) m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
周産期メンタルヘルスに関する研究
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ひとこと |
助産師としての臨床経験の中でお母さんたちと喜びを共有する一方、関わりや介入が難しい場面もあり研究の必要性を感じてきました。より多くの女性が安心して楽しく妊娠・出産・育児を経験できるような社会づくりに研究を通してご一緒に貢献できればと思います。 |
助教 |
長友 恵莉 |
Eri Nagatomo |
メール |
nagatomo.eri.018 (AT) m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・子どもの権利擁護に関する研究
・プレパレーションに関する研究
・小児がんに関する研究
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ひとこと |
私の研究テーマは、「子どもの権利に対する看護師の認識と看護実践」です。小児病棟看護師として、患児が「その子らしく成長できるような」看護を実践したいと考える一方で、子ども自身の思いや権利を尊重することが難しい場面をいくつか経験し、葛藤の中から見出した研究テーマです。どんな時も、子どもたちが主体的に何事にも取り組めることを第一に考え、臨床に還元できるような研究にを行って参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 |
助教 |
池田 すばる |
Subaru Ikeda |
メール |
ikeda.subaru.180 (AT) m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・低中所得国における母子保健の継続ケアの利用・母子保健のケアの質に関する研究
・母親の生活習慣が将来の母子の健康に及ぼす影響に関する研究
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ひとこと |
助産師としての臨床経験を経て、母子保健を中心とした国内外の研究に携わって参りました。人々の健康に貢献できるよう、対象となる地域や人々の生活や環境を学び関わる中で、研究データの意味するところを一緒に考えていくことができれば幸いです。 |
助教 |
田代 恵理 |
Eri Tashiro |
メール |
tashiro.eri.084(AT)m.kyushu-u.ac.jp |
研究テーマ |
・NICU・GCUで子どもを亡くした母親の悲嘆に関する研究
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ひとこと |
私は、NICU・GCUの看護師として臨床で働く上で、入院している子どもに対する家族の思いを知ることや子どもから家族の気持ちが離れないように繋ぎ続けることに難しさを感じていました。そのため、子どもが入院している家族の思いをテーマに研究をし、社会に貢献できるように取り組んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。 |
※メールアドレスの(AT)は@に変更してメールしてください。
母性看護学・助産学・小児看護 大学院修了者の論文名
博士課程
2020年度
- Effects of Breastfeeding on Stress Measured by Saliva Cortisol Level and Perceived Stress
「ストレスに対する母乳育児の効果 -唾液中コルチゾール値と知覚ストレスの測定-」
修士課程
2023年度
- 国際協力に携わる日本人女性のキャリアとライフイベント(結婚・妊娠・出産・育児)の実態:質的記述的研究
- 妊娠出産を経験した女性の心理的成長の関連要因
- 母親の被虐待歴と妊娠中の母乳育児の希望および産後6か月の完全母乳育児実施との関連
- 乳児のExcessive Cryingと母親のボンディングとの関連:前向き観察研究
- 日本人母親における母乳代用品マーケティングの曝露と母乳育児実施との関連
- 自閉スペクトラム症傾向と産後1か月における心的外傷後ストレス障害との関連について
- 児の1か月時の睡眠状況と3か月時の睡眠覚醒リズムとの関連
2022年度
- 出産に関連する女性の思いに影響をもたらす助産師の関わり
- 就労状況と児の栄養法に対する妊娠中の意思との関連
- 不妊外来を受診する男性のプレコンセプションケア・ヘルスリテラシーの実態とその関連要因:横断観察研究
- 出産後の女性の出産体験の振り返りと出産体験満足度及び首尾一貫感覚との関係
- 妊婦の自閉スペクトラム症傾向と児への愛着(ボンディング)との関連について
- 新型コロナウイルス感染症流行下における母親の抑うつ状態の関連要因
- 月経前症候群/月経前不快気分障害と妊娠中のうつとの関連
2021年度
- 看護職によるケアと出産満足度との関連
- 妊婦の体重増加の関連要因および体重増加が新生児へ及ぼす影響
- 妊婦のボディーイメージとメディアとの関連に関する検討
- 妊娠中・後期における睡眠の主観的評価と客観的評価との関連に関する研究
- 周産期うつ病スクリーニングにおける看護実践能力の関連要因
- 第2子出産後の経産婦からみた夫婦関係についての質的研究
- 肥満妊婦における体重自己管理の関連要因
2020年度
- 産後1ヶ月の母親における抑うつ影響要因の分析-親の手段的サポートが不十分であった群に着目して-
- 児に対する母親の夜間対応と生後1ヶ月時の睡眠との関連
- 妊娠中のパートナーをもつ男性における、不安要因と夫の役割行動実践との関連
- 第1子出産予定の妊婦における妊娠の計画性と関連因子
- 職場復帰直後の母親における仕事と家庭間の役割葛藤と育児ストレスとの関連
- 母乳育児における父親の自己効力感や意識と母親の自己効力感との関連
- 妊婦の内受容感覚と胎動初覚週数との関連
- オンライン両親学級及び母親学級の受講満足度に関する調査研究
- 総排泄腔遺残症の子どもを持つ母親の体験
- 小児がん患児の付き添い家族への抗がん剤曝露の実態と関連要因の探索
2019年度
- 母親が子ども時代に自身の母親から受けた養育体験がわが子に対する潜在的虐待リスクに与える影響
- 妊婦の睡眠に影響を及ぼす環境要因に関する研究
- 就労妊婦のワーク・ファミリー・コンフリクト(WFC)と妊娠期の心理的適応状態との関連
- 助産師の異文化経験や異文化間感受性が外国人妊産婦への共感援助行動に与える影響
- 女子大学生の母娘関係の特徴と家庭内性教育及び性的リスク対処意識との関連
- 妊婦の内受容感覚と不安・うつ傾向との関連
- 総排泄腔遺残症患者の体験-“終わらない病気”をもつ女性として生きる-
2018年度
- 産後8か月間のはじめての育児体験が女性にもたらす意味
- 出生直後からの親子分離が男性にもたらす意味
- 第3次医療施設における妊産褥婦の妊娠中、産後早期の心身疲労および育児への影響
- 仕事を持ち高齢で出産した女性が感じる子どもとの関係性
- 高齢初産で児がNICU入院となった母親の母乳育児を通した思い
- 女子大学生の女性性の認識とライフプランニングに対する意識
- 母性準備期にある女子大学生の意識
- 産後4か月までの授乳支援が育児期における女性の生活満足度や産褥期育児肯定感に及ぼす影響について
- 妊娠中期における初産婦の胎児愛着に影響を及ぼす要因
- 大学生における、子宮頸がんに関する知識および検診受診行動に影響する要因
- 初めて親になる男性における、父親としての発達と妻・パートナーの里帰りとの関連
- 羊水検査受検前後の妊婦の思いと支援の検討
2017年度
- 母親として、看護師としての生き方を問うてきた看護師長の経験の意味
- 産後に抑うつを経験し再び妊娠・出産する母親の思い
- 中堅助産師の分娩期における判断の過程―バースレビューを用いた助産師のリフレクションから―
- 少子化時代を生きる大学4年男子学生の将来設計―医療従事者に求められる支援の在り方―
- 職場復帰予定の初産婦の思いと行動
- 助産師が10代の妊産褥婦を支援する時のアンビバレントな感情と影響要因
- 第一子妊娠末期の妻・パートナーを持つ男性における、理想の父親像と妊婦に対する夫の役割行動実践との関連
- 職場復帰予定の初産婦の思いと行動
2016年度
- Perceptions of Young Women with Congenital Heart Diseases on Pregnancy and Childbirth
「成人先天性心疾患女性の妊娠・出産に関する認識」
- The meaning of experience in pregnancy and childbirth of women with congenital heart disease
「先天性心疾患をもつ女性における妊娠・出産の経験とその意味」
- 新生児医療施設で子どもを亡くした母親の悲嘆に関する体験
2015年度
- Long-term hospitalization for expectant mothers in high-risk pregnancies: who will counsel the expectant father ?
「ハイリスク妊婦の長期入院:初めて父親になる夫を支援するのはだれ?」
- Meanings of becoming fathers and affecting marital relations on the leave of “Satogaeri Bunben”
「出産前後の里帰りが父親になることおよび夫婦関係にもたらす意味」
2014年度
- 新生児医療施設に長期入院している子どもをもつ親の体験
2013年度
2012年度
- 在宅で医療的ケアを要する子どもをもつ両親の養育体験