分野長挨拶

 九州大学医学部保健学科看護学専攻は、明治時代の看護師養成から始まり、医療技術短期大学部を経て、2003年から学部教育を開始しました。日本中で看護系大学が急増する中で、ややスタートは遅れましたが、2007年には大学院医学系学府保健学専攻が設置され、高度な専門性と国際的に活躍できる教育者・研究者の育成を進めております。

 本専攻では、国際交流を活発に行っていることも特徴です。学部ではタイ、香港、台湾などのアジアのトップクラスの看護系大学へ学生の派遣や受入れを行い、大学院では北欧のオウル大学との研究交流に取り組んでいます。

 しかしながら、国際化の拡がりは今般の新型コロナウイルス感染症のような極めて危険な状況を容易につくりだす一面も露にしました。先の見えないパンデミックにより、世界中で多くの感染者が発生し、尊い生命が失われています。今こそ、人々の健康を支援する保健医療の知識と倫理観を備えた看護専門職が必要とされています。九州大学大学院医学系学府保健学専攻看護学分野では、このような社会の期待に応えられるアクティブラーナーや、教育・研究分野におけるリーダー養成を目的としています。

藤田君支

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